ワインを飲みはじめたばかりの人、これからワインを飲んでみたいなと思う人、ワイン=難しいと感じている人たちに向けて、ワインを楽しむのに役立つ知識を、ちょっとづつ紹介していきたいと思います。
ワイン初級者じゃない方は、読み飛ばしてください。
1分以内で気軽に読める内容で書いていきますので、電車の中や寝る前のリラックスタイムなど、ちょっと時間のある時に読んでくださいね。
では、第3回スタートです。
「ロゼワインは、どうやって造るの?」
前回、ワインの赤色は黒ブドウを皮ごと果汁に漬ける事により皮の色素が果汁に溶け込んだものだという事をお話しました。そこで、ロゼワインの造り方ですがどうですか?皆さん分かりましたか?いろいろと方法はありますが代表的な答えです。
・皮を漬けた果汁をちょうどいいタイミングで皮と果汁に分ける方法
・黒ブドウを皮ごと潰した時に少し色づいた果汁を使う方法
(白ワイン造りの工程を黒ブドウで行うということですね。)
あと、これは一般的には禁止されているのですがシャンパーニュなど一部に限って認められている「黒ブドウと白ブドウを混ぜて仕込む方法」簡単に言ってしまえば、赤ワインと白ワインを混ぜて造るという事です。
どうですか?皆さんの答えは当たっていましたか?日本では、まだまだ普及していない「ロゼワイン」ですが本場フランスでは、夏の風物詩として店頭に並びます。年間消費量も白ワインよりロゼワインの方が多いんです。料理に合わせやすいので、多く飲めない方はロゼワインでコースを最初から最後まで通すなんてことも出来ます。
白ワイン・赤ワインに比べて価格も安い傾向にあるのでこれを機会に皆さんに親しんでもらえたら嬉しいです。私もロゼ好きなのでついつい当店でもロゼの種類を増やしてしまいます(笑)
次回は、いよいよブドウ品種についてお話していきますね。